理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士(オプトメトリスト)
子どもの発達支援には様々な角度からの支援が必要になります。例えば、姿勢を保つ訓練をすることでそわそわする多動が改善したり、手先をつかった細かい作業の訓練により文字のバランスが整ったりすることがあります。
この記事では各機能に応じたそれぞれの専門職について解説し、どのような発達支援をしているか説明します。
理学療法士(PT)
理学療法士(PT : Physical Therapist)は「理学療法士及び作業療法士法」によって定められている国家資格です。
同法の第2条で『理学療法』は以下のように定義されています。
「理学療法とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。」
理学療法の目的
理学療法の目的は運動機能を回復し、生活の質(QOL : Quality of life)を高めることです。
例えば、病気や障害、加齢によって立つ、座る、歩く、起き上がる、着替えるなど様々な日常生活動作(ADL : Activities of Daily Living)は低下してしまいます。すると、外出を控えたり、好きな活動をあきらめてしまったりすることにつながりかねません。
理学療法士は、リハビリ訓練や運動療法などの理学療法にて利用者の日常生活動作を改善し、これにより生活の質も高めていくのです。
理学療法の対象
理学療法の対象者は『運動機能が低下した人』です。『運動機能が低下した人』には様々な原因や理由があります。例えば、病気や怪我によって障害が残った方、加齢や手術により体力が低下した方などが該当するでしょう。
2008(平成20)年4月から40歳以上の方を対象に始まった『特定健診・特定保健指導』でも、理学療法士が関与することがあります。特定健診・特定保健指導ではメタボリックシンドロームの予防や改善が目的の一つとなり、健診で異常を指摘された場合、管理栄養士による栄養指導や理学療法士による運動指導などを受けるように勧奨されます。また、運動や動作に関する専門性を活かし、福祉用具の適用相談や住宅改修相談も行います。
理学療法を受けるには
病院や診療所に入院か通院している場合、まずは医師に相談しましょう。医師が理学療法の必要性を認め、入院か通院をしている医療機関にリハビリテーション科か理学療法科があれば、理学療法を受けることができます。
手足に障害を抱えながらも自宅で生活し、運動機能の維持や向上、人との交流、日中余暇活動、住宅改修などを希望される場合、また、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションサービスの利用を希望される場合は、かかりつけ医かケアマネージャー、市町村の介護保険担当課に相談しましょう。
理学療法とは 公益社団法人日本理学療法士協会
公益社団法人日本理学療法士協会ホームページ 公益社団法人日本理学療法士協会
一般社団法人島根県理学療法士会ホームページ 一般社団法人島根県理学療法士会
子どもの発達障害と理学療法
姿勢を保つことが難しいためにじっと座っていられず、教室で多動になってしまう。二つ以上の運動動作をまとめることができない発達性協調運動障害(DCD)のために縄跳びを嫌がり、体育のある日は登校をぐずる。このような発達障害の症状や関連問題に対して、理学療法士による支援が有効になることがあります。
例えば、理学療法士が専門とする福祉用具の適用相談や住宅改修相談の知識を活かして、教室の机や椅子を子どもに合うように調整できれば、落ち着いて座ることができるようになるかもしれません。体の動かし方や運動機能の知識を活かして、手首の回し方と垂直に飛ぶ方法とを訓練することで縄跳びが上手になり、学校に意気揚々と登校できるようになるかもしれません。
子どもの発達障害を専門とする理学療法士は、子どもの発達を専門にした病院に勤務していたり、児童発達支援センターや放課後等デイサービスに勤務していたりすることがあります。しかし、その人数は全国的にも多くはなく、インターネットや専門家を通じて情報を収集していくとよいでしょう。
島根県内の児童発達支援や放課後等デイサービスなどの情報はこちらを参照ください。
作業療法士(OT)
作業療法士(OT : Occupational Therapist)は「理学療法士及び作業療法士法」によって定められている国家資格です。
同法の第2条で『作業療法』は以下のように定義されています。
「作業療法とは、身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。」
作業療法の目的
作業療法は、心身に障害のある方の日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)を高めるための手段に『作業』を用います。この『作業』は工作のような手先を使った細かい作業だけでなく、歯ブラシを使った歯磨きや食具を使った食事、さらには仕事や余暇活動まで幅広く含みます。
作業療法士は、病気や怪我などによって作業能力が低下した人に対する支援だけでなく、『作業』を媒介にすることで精神面への支援もしています。例えば、精神科での作業療法では、工作や手芸、調理や楽器演奏など様々な活動に取り組みます。これにより精神症状が安定して自立的な生活が可能になったり、集中しても容易には疲れなくなることで就労に繋がったりするのです。
作業療法士ってどんな仕事? 日本作業療法士協会
精神科の作業療法士ができること 厚生労働省
一般社団法人 島根県作業療法士会ホームページ
作業療法の内容
対象者が身体障害者領域、精神障害者領域、その他の領域かによって作業療法の内容は異なります。しかし「自分らしい生き方」を支援するという考え方は同じです。
特に以下の3つの能力を改善、維持することによって、自分らしい生き方を獲得することを目標としています。
1.基本的動作能力:運動、感覚・知覚、心肺や精神、認知機能
物理的感覚運動刺激(準備運動を含む)、トランポリン、滑り台、サンディングボード、プラスティックパテ、ダンス、ペグボード、体操、風船バレー、軽スポーツなど
2.応用的動作能力:食事やトイレ、家事など、日常生活で必要とされる活動
食事・更衣・排泄・入浴などのセルフケア、起居・移動、物品・道具の操作、金銭管理、火の元や貴重品などの管理練習、コミュニケーション練習、福祉用具の作成や使用、退院後の住環境の調整など
3.社会的適応能力:地域活動への参加、就労、就学、趣味活動など
書字、計算、パソコン操作、対人技能訓練、生活圏拡大のための外出活動、銀行や役所などの利用、公共交通機関の利用、絵画、音楽、各種ゲームなど
「作業療法との出会い」~その取り組みと姿を追う~ 一般社団法人 日本作業療法士協会
お箸でラーメンが食べたい 一般社団法人 日本作業療法士協会
作業療法を受けるには
基本的には理学療法士と同じです。医療機関で作業療法を希望される方は、医師に相談しましょう。作業療法士の活躍する場面は医療機関の他にも、介護施設や就労支援機関、児童発達支援機関など様々です。余暇活動の獲得、作業の向上、学習障害への支援など、利用希望者のニーズに合わせて作業療法の要否や内容が決まります。ご利用中の機関や市町村役場の担当課に相談しましょう。
作業療法士には個人で開業されている方もいます。この場合の費用は、医療費や福祉費として減免されず、実費負担となりますのでご注意ください。
子どもの発達障害と作業療法
子どもの発達障害への支援方法として研究が進んでいる分野に「感覚統合療法」があります。感覚統合療法とは、アメリカの作業療法士ユアーズが提唱した支援法で、子どもの神経学的プロセスに応じて、感覚刺激を与え、適応反応を引き出すことを目的としています。日本には1980年代頃に紹介され、現在までに多くの機関で実践されているだけでなく、家庭でも実践できるようにと、たくさんの関連書籍が出版されています。
感覚統合とは、読んで字の如く感覚を統合することです。ただし、ここで言う『感覚』には、一般的に言われる「五感」(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の他に、固有受容覚や前庭覚などの感覚も含でいます。これら複数の感覚が正しく分類、整理されて脳に取り入れられることで、周囲と同じように状況を捉えて反応できるようになります。しかし、感覚統合に問題があるために周囲と同じように感覚をまとめられないと、無意識に自分の身体をコントロールすることが難しくなることがあります。すると、例えば、動きが大きくなってしまい本人としては普段通りに移動しているのに周囲からは落ち着きがないとみなされてしまうのです。
「固有受容覚」とは、筋肉を使うときや関節の曲げ伸ばしによって生じる感覚です。固有受容覚によって、下記のようなことが可能になると言われています。
・自分の身体イメージができるようになり、相手の動作を自分の身体に置き換えてまねできるようになる。
・力加減ができるようになり、相手を呼ぶときは適切な力加減で肩をトントンと叩くことができる。
・一連の手順を記憶できるようになり、書字練習が進んだり作業効率が良くなったりする。
・身体感覚を元にした距離感や方向の把握が可能になる。
このような固有受容感覚が未発達だと力の加減がうまくできないために、相手の肩を力強く叩いてしまったり、相手に近づきすぎたりするなどのトラブルになることがあるのです。
「前庭感覚」とは、耳の内耳にある耳石器と三半規管が受容器となって、身体の傾きや身体のスピード感覚を脳に伝えています。具体的には以下のような役割があります。
・姿勢とバランスの発達
・眼球運動
・覚醒の調整
・自律神経系の調整
前庭感覚は身体のバランスを保つために重要な機能をつかさどっています。そのため、前庭感覚が不十分だと、ジャングルジムやブランコなど身体が不安定になる遊びを極端に怖がったり、視線の動かし方がぎこちなくなって読み書きに支障をきたしたりすることがあるのです。訓練ではブランコなどの吊り下げ遊具、トランポリン、ボールプール、ボルダリング壁などを使い、子どもに前庭刺激を与えていきます。
感覚統合療法は、自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害の子どもが苦手とする身体感覚、姿勢保持、手指の操作などに対して運動と知覚の関係を神経生理学視点から支援し、認知、学習、社会適応の向上を目指していくのです。
学校現場で生かす感覚統合 認定NPO法人Teach For Japan
日本感覚統合学会公式ホームページ
発達障害の子どもたちの「遊びの場」をつくる 一般社団法人 日本作業療法士会
言語聴覚士
言語聴覚士(ST:Speech Therapist)は「言語聴覚士法」によって定められている国家資格です。同法の第2条で『言語聴覚士』は以下のように定められています。
「この法律で「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。」
言語聴覚療法の目的
言語聴覚士は「聞く」「話す」「読む」「書く」などのコミュニケーション機能だけでなく、「食べる」「飲み込む」などの摂食、嚥下機能の改善を目的にリハビリテーションなどの訓練や支援を行っています。機能回復が難しい場合は、補助具(補聴器や人工内耳、人工喉頭など)や代替コミュニケーション機器などの利用訓練を行うことがあります。また、家庭や学校、職場に助言や指導をすることで、本人が生活しやすいような環境を整えることも重要な役割のひとつです。
このような支援を通じて、言語聴覚機能(聞く、話す、読む、書く)や嚥下機能(かみ砕く、飲み込むなど)を改善し、利用者の生活の質(QOL)を高めることが言語聴覚療法の目的といえるでしょう。
言語聴覚療法の内容
言語聴覚士は利用者の抱える問題に対して各種検査を実施して症状の本質やメカニズムをアセスメント(評価)し、要因に応じて適切な訓練や助言を行います。
『言葉の問題』であっても原因は様々です。例えば、2歳になっても言葉が出ない、滑舌が悪くて聞き取りにくいなどの幼児期の言葉の問題は先天的な(生まれながらの)要因かもしれません。
「ぼ、ぼ、ぼくは…」と音を繰り返す『吃音』や、家では話せるのに園や学校では話すことができなくなる『緘黙』は、精神的なストレスが関係しているかもしれません。
脳卒中や交通事故による頭部外傷よって生じた後天的なコミュニケーション障害(失語症)では、耳にした言葉を理解するのが難しいのか、話そうとする言葉が頭の中でまとまらないのかを明らかにしなければなりません。
このように、目に見える症状や問題が同じであっても根底にある原因は様々であり、原因に応じて適切な支援方法も異なるのです。
具体的な支援内容としては、例えば失語症では絵が描かれたカードを使用しながら、カードに描かれた物品を言葉にする、絵カードと文字カードを合わせる、文字を書く、音を確認しながら音読するなどの訓練が行われます。構音障害では、音を構成するために必要な唇や舌などの口腔機能を訓練により改善していきます。ただし、失語症や構音障害は種類や原因によって症状が大きく異なるため、ひとりひとりの症状に合わせた言語聴覚療法が実施されます。
言語聴覚療法を受けるには
言語聴覚士が活躍する場所は幅広く、言語聴覚士が所属する機関やサービスに応じて利用方法が異なります。
医療機関の場合、医師が必要性を認めた場合に言語聴覚療法を受けることができます。児童発達支援センターや自治体の療育サービスなどの場合、市町村によりサービスを受ける必要性が認められた場合に言語聴覚士による支援を受けることができます。高齢者においては、嚥下機能が低下することで誤嚥性肺炎が生じやすくなるため、老人保健施設では、言語聴覚士が嚥下機能評価をすることがあります。特別支援学校に勤務し、聴覚障害や知的障害の子どもたちに支援をする言語聴覚士もいます。
自身の専門を活かして、発達障害や吃音などを専門分野とする個人開業の言語聴覚士もいます。
一般社団法人言語聴覚士協会では、言語聴覚士が勤務する病院と施設を検索できるサイトを設けていますので、こちらで検索してもよいでしょう。ただし、協会に届け出をしている病院と施設に限定されているため、注意が必要です。
病院・施設検索 一般社団法人言語聴覚士協会
一般社団法人山陰言語聴覚士協会ホームページ 一般社団法人山陰言語聴覚士協会
子どもの発達障害と言語聴覚療法
「2歳になっても言葉が出ない」
「滑舌が悪くて聞き取りにくい」
「『ぼ、ぼ、ぼくは…』のような音の繰り返しがある」
「会話内容が微妙にズレる」
「読み書きが難しい」など
これらの問題に発達障害が関与することもありますが、子どもの言葉の問題の全てが『発達障害が原因』であるということではありません。言語聴覚士は発達障害の有無にかかわらず、子どもの言語聴覚機能を評価し、さらには知能や感覚までも総合的に評価することで、より効果的な支援を提供していきます。
例えば、舌や動かすことが苦手で言葉の問題が生じている場合には、舌を突き出したり飴を噛み砕かずに舌だけで溶かしたりして、舌の運動を訓練することがあります。
頬の筋肉も音を作るのに必要です。シャボン玉や風船を膨らましたり、笛を吹いたりして頬の筋肉に刺激を与えていきます。
知能に問題はないのに文字の読み書きが難しい場合、イラストと文字を合わせたキーワード法や50音表を使った聴覚法などで、音と文字を合わせる訓練をします。
このように、子どもの言葉の問題に応じて専門的な支援を講じていくのですが、小児領域の言語や認知を対象にして活躍する言語聴覚士は全国的に多くないのが課題となっています。
「読み」や「書き」に困難さがある児童生徒に対するアセスメント・指導・支援パッケージ 福井県特別支援教育センター
子どもの発達支援を考えるSTの会ホームページ
会員が対象としている障害 一般社団法人日本言語聴覚士協会
視能訓練士
視能訓練士(CO:Certified Orthoptist)は、「視能訓練士法」によって定められている国家資格です。同法の第2条で『視能訓練士』は以下のように定められています。
「この法律で「視能訓練士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、視能訓練士の名称を用いて、医師の指示の下に、両眼視機能に障害のある者に対するその両眼視機能の回復のための矯正訓練及びこれに必要な検査を行なうことを業とする者をいう。」
視能訓練士の仕事
視能訓練士は、医師の指示のもとで目の検査や訓練を行います。
主な仕事として以下の4つがあります。
1.視能矯正
遠視や乱視などの屈折異常によって視機能の発達が停滞している弱視であれば、視機能が完成する6歳頃までに眼鏡をかけることで網膜にピントのあった鮮明な像を映されるようになり、弱視を改善することが期待できます。
2.視機能検査
目に関する検査は、視力検査だけではありません。屈折の異常である近視、遠視、乱視を調べる屈折検査、両眼を使ったときの視覚の状態を調べる両眼視機能検査、緑内障に関連して眼球内の圧力を調べる眼圧検査、眼球の動きを調べる衝動性眼球運動検査などがあります。
3.健診(検診)業務
三歳児健康診査(三歳児健診)や就学時健康診査(就学時検診)では、視力検査が実施されます。
4.ロービジョンケア
眼疾患、外傷、その他の要因によって視機能が低下しているロービジョンに対し、様々な工夫を行って改善を目指します。典型的な手法として、拡大鏡(ルーペ)などの資格補助具の使用練習、白杖(白い杖)を使用した歩行訓練、点字の学習などがあります。
視能訓練士の業務内容 公益社団法人日本視能訓練士会
検査の説明 日本弱視斜視学会
三歳児眼科検診のすすめ 公益社団法人日本眼科医会
ロービジョン訓練 国立障害者リハビリテーションセンター
オプトメトリスト
海外には目の訓練をする職業にオプトメトリスト(optometrist 検眼医や検眼士などの訳語)があります。
眼科医が眼の疾患に対して手術や薬物よって治療するのに対し、オプトメトリストは眼の疾患の有無にかかわらず、目が負担なく働いているか、見るべきものを正確にみているかを重視し、その機能に問題があれば、「ビジョントレーニング」と呼ばれる方法で目の訓練をします。
また、視能訓練士の対象は基本的に視機能に障害のある人であるのに対し、オプトメトリストは眼の疾患の有無は問いません。例えばスポーツ選手に対して、眼を素早く正確に動かす訓練を実施することで、技術力や筋力アップでは補えないパフォーマンス向上が期待できるのです。
2020年現在、日本ではオプトメトリストは日本オプトメトリック協会の認定資格であり、公式な職業ではありません。日本のオプトメトリストの多くは、眼鏡やコンタクトレンズなどの販売店やメーカーに所属しています。
日本オプトメトリック協会ホームページ 日本オプトメトリック協会
子どもの発達障害と視能訓練士、オプトメトリスト
発達障害の有無に関わらず、見る力が弱いことで文字の読み書きや運動がうまくできなくなることがあります。子どもの見る力を適切に評価し、見る力を伸ばすために「ビジョントレーニング」と呼ばれる方法で訓練をしていきます。例えば、視線が安定して一点を見つめられるよう木の棒を小さな穴に刺したり、眼球が滑らかに動くよう転がるビー玉の動きを目で追ったりします。
日本ではオプトメトリストは公式な職業ではないため、海外のようにはビジョントレーニングを受ける機会は多くありません。しかし、昨今では家庭でもできるビジョントレーニングの書籍が数多く出版されているので参考にするとよいでしょう。