支える
注意・集中
学習
聞きながらノートをとるのが難しい人におススメ『Neo smartpen』
聞きながら書くのは難しい
話を聞きながらノートをとることが難しい人がいます。考えられる要因としては次のものがあるでしょう。
- 同時作業が難しいため、聞きながら書くことが難しい
- 音声(先生の話)を文字に変換することが難しい
- 細かい運動が苦手なため文字を書くのに手間取ってしまい、板書が追い付かない
この記事の対象となるのは「01.同時作業が難しいために、聞きながら書くことが難しい」タイプへの支援道具です。文字をすらすら書くことはできても、文字を書くことに集中しすぎるあまり、先生の声に耳を傾けることがおろそかになってしまい、説明が抜けやすい方に有効でしょう。
なお、02.や03.は文字をスラスラ書くことが難しいタイプであるため、児童生徒の方であれば特別支援教育支援員による代筆、大学生や社会人であればタブレット端末によるタイピング入力によって補うことが望まれるでしょう。
書きながら録音できるスマートペン
紹介する道具は『Neo smartpen』です。
この道具は、先端に極めて小さなカメラをつけたペンを、特別な加工がされた専用のノートに書くことで、書いた文字をそのままスマートフォンやタブレットに記録保存できるというものです。
この道具の優れたポイントは、ノートを書きながら音声も同時に録音してくれるところです。ノートへの板書作業と録音が連動するため、記録保存されたスマートフォンやタブレットを開き、書いた部分を指定するとその時に先生や講師が話していた会話が再生されるのです。
ネオスマートペンは筆記をしながら録音もできるという優れものです。
授業で先生の話を聞きながら黒板の板書をしなければならない学生だけでなく、上司や先輩の話をメモに取って仕事を覚えていかなければならない社会人にも有効でしょう。